No.0049東京都 H邸

パリの街並み感じるアール・ヌーヴォー調の家

太田 充美
【建築家】
太田 充美

テーマ 「Belle Epoque(ベル・エポック)」の風に乗って決定!
コンセプト

基本コンセプト
オーナーの明確なご希望の中で、最も最優先のテーマは「落ち着ける時間と空間の両立」にあります。
北側のやわらかい光の中で寛げるサロン、音楽と仕事の両立のできる地下空間など南道路に面した絶好の立地をゲストの空間取りのための条件と位置づけ、ファミリーは大人の家族としての癒しの空間と時間を楽しめる「北」を生かした構成としました。
そして、その中に醸し出す華やかさをいかに演出するかが豊かさを決定する最大の要素である。

1.敷地条件〜高さの要件
道路から約600mm上がった土地であることと、全面道路の下水本管の管底が約1000mmであることで水周りの床高さを決定し、そこを基準に地下のかぶりの深さを決め、全体の階高を決定。水中ポンプ等でポンアップという方法は長い目で故障とメンテの問題で避けたいという観点から、水周りは限界の勾配でも白然放流を原則する。

2.計画概要
地下は1.の条件から水周りから下ヘスキップする地下とするが、常時使用する導線として3段程度のスキップが空間的にも望ましいという理由で地下の深さを決定。さらに北側高度斜線で決まる限界の高さの中で納める工夫として、1〜2階ともスキップとし、北側は勾配天井対応として空悶確保。
1階はゲスト優先のパブリックサロンをエントランスホールー体の豊かな空間としホール越にアールヌーボーの特徴的なサーキュラー階段を眺めるごとが空間デザインのポイントである。さらにスキップした南面に10帖台のメインダイニングを配置し、隣接のアイランドキッチンとの繋がりで奥様の趣味として料理教室などの対応もしやすい環境とした。エレベーターは地下から2階までファミリーが使うものであるから、よリプライバシーの守れる配置とし、奥には奥様のワークスペースとしてのミセスコーナーを配置。普段の上下のアクセス導線を使いやすく考慮。
2階は奥様とお二人のお嬢様の空間と割り切り、南はお嬢様、北側は奥檬のMBRとし各WIC、収納を設け、大型ドレッサーのあるサニタリーと奥にシャワールーム、トイレを配置。
地下は、第一にファミリーの寛げる20帖台のリビングを北側中央に配置、各部屋、水周リへそのままアクセスできる無駄のない廊下レスプラン。3階からのご家族のア姫スを考慮しエレベーター側に水周りを配置し、プライバシーを確保。さらに大型ドライエリアに面したバスルームはゆったりバススタイムを約束します。ご主人のワークルーム、ゲストルームは敷地の高低差を利用し欧州の建物のように基礎立ち上がり部分に小窓を配置し日照も考慮。しかし、あまり暑く、明るくなりすぎない程度の窓利用とする。

3.外観デザイン
シンメトリーを基本とし、パリの街並みのようなマンサードの屋根と華やかなアールヌーヴォーの階段手すり、花台、飾り窓のコラボレーション、石積みデザインの柱型、重厚感のあるモールなどがすぺて、19世紀末のパリの華やかしい時代「BELLE Epoqueベル・エポック」への誘いになるのです。

建築面積 175.66m2   延床面積 255.39m2(77.25坪)
1階床面積 87.77m2(26.55坪) 建ぺい率 49.97%<50%
2階床面積 79.85m2(24.15坪) 容積率 96.92%<100%
地階床面積 87.77m2(26.55坪)